ゲーム・本の語り
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イメージ的にはそんな感じだよね、コルネリウス様って(笑)
コルネリウスの章を観賞して思ったんですが、この方ってプーカになるまでは甘ちゃんというか夢追い人というか。ほんとに温室育ちの王子様ですよね。生まれがそうだから仕方ないといえばそれまでですが。
自国が荒廃してるのに自分はのほほんと恋愛にうつつぬかしてたりする姿は若者らしいですが、国民からみたら「もっと先にやることがあんだろうが、おらぁ!」でしたでしょうし。
基本的に綺麗なものばかり見てきたコルネリウスは、ベルベットにとって眩しいし温かい存在だっただろうけど、だからといってずっと同じ道を歩もうと思える人とはちょっと違ったんじゃないかな。彼がベルベットと共に歩めるようになるのは自分を守っていてくれていた檻を出てから。
自分を庇護してくれる存在がいなくなって、初めてベルベットと同じスタートラインに立てた気がします。いや、そのあとはロケットブースターつけたみたいにコースを爆走し、メキメキと成長されてゆかれましたが(笑)
綺麗なものをずっと見てきたので、どれだけ醜いもの・人の悪辣さを見せつけられてもそれに負けない。染まらない。どんなときにも道を踏み外さない。彼自身の根っこが図太いというか、見せられてきた綺麗なものを良い方向に吸収できた方というか。普通はぽきって折れちゃってダークサイドにいっちゃうんだけど、コルさまそれもなかったし。
挫折を味わって、孤独を味わって、それでも日の当たる場所にとどまれるコルネリウス様はベルベット嬢のことも闇から引っ張りあげれる存在になってました。
義の道を直進できる方だし、理想を現実にできるだけの力量が彼には備わっている、ストーリーも王道で観ていて気持ち良いです。成長していく王子様は格好いいよ、ほんとに。
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