ゲーム・本の語り
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うちのサイトではマダオマダオと連呼されているお父様ですが。
なんであの人、あんなに言動が空気読めないんだろうと考えていたんですが――ようやく分かりました。
あの人、空気読めないんじゃないんだよ。読まないんだよ。
お父様って自分が何をしたいかが一番重要で、自分の言動によって他人がどう感じたり影響されたりとかまったく意識してないんだ。他人から自分がどう認識されているかをまったく気にしないから、いきなりグウェンドリンの前でベルベットに父親の顔したりできるんだ。母親に似ているからベルベットは大切にできてイングベはどうでもよさげな扱いしたけど、兄をぞんざいに扱われたベルベットがどう思うかとかどうでもいいんだ。
じゃないとあの空気を読んでいるようで、まったく空気を読んでいない言動に説明がつかない。
ついでに他人が自分になにをどうしてほしいかという事を相手基準で考えないで、自分の物差しだけで計るから人間関係がややこしいことになるんだ。
娘はストレートのサイン出しているのにお父様はストライクゾーンのも入らないような愛情の出しかたするから娘たちは混乱するばかりなんだ。
ヴァレンタイン王を殺さなかったのは王が鏡映しの自分でもあったからじゃないからかと。
アリエルを誰よりも大切に大切に想って、そして失ったその痛みを一番理解しあえるのはヴァレンタイン王とオーダインだから。間接的にアリエルを死なせてしまったオーダインと直接的に死なせたヴァレンタイン王は共犯者であり半身だから。
ヴァレンタイン王を殺してしまえばアリエルを死なせた自分と否応なしに対峙し続けていくから。誰のせいにもできず罪を擦り付ける相手もいないままで自分の見たくない深遠の淵を覗き込まないといけなくなるからじゃないからかと。ようするに罪悪感を感じないようなための一種の防御壁がヴァレンタイン王だったんじゃないかなぁとか考えたり、いやでもやっぱ情もあったんじゃないかとか考えたり。
お父様は難しいです。
PR
カテゴリー
最新トラックバック
ブログ内検索